短時間、低侵襲の光凝固治療
PASCALにはスタンフォード大学との共同研究により開発した、独自のレーザー技術を搭載しています。
短時間高出力で網膜光凝固を行うことにより、短時間、低侵襲のレーザー光凝固治療を可能にします。
レーザー光凝固治療(網膜光凝固)
レーザー光凝固治療(網膜光凝固)は、糖尿病網膜症、網膜静脈閉塞症、中心性漿液性脈絡網膜症、網膜裂孔などの眼底の病気に対しておこなわれる治療法です。
特定の波長のレーザー光で病的な網膜を凝固させることにより病気の進行を抑える治療方法です。
パターンスキャナーレーザーPASCALでの治療のメリット
治療時間の短縮
多数のスポット照射を行うことが可能で、その結果、治療時間を短縮できます。
痛みの軽減
従来のレーザー治療には「痛み」という欠点がありました。
PASCALでは、レーザーの照射時間がこれまでの従来の10分の1になり、レーザー治療の総エネルギー量を5分の1に抑えています。
その結果、患者様の痛みを大きく軽減できます。
低侵襲の治療が可能
レーザー照射時間が短いことは、網膜を凝固する際に発生する熱が眼球の外側まで伝わりにくいという特徴があります。
そのため正常な血管を障害することも少なくなるため、低侵襲の治療が可能なレーザー装置といえます。