日本で初導入となります
Optos社 DaytonaNext超広角走査型レーザー検眼鏡(超広角眼底カメラ)日本で初導入いたしました。
DaytonaNextの独自機能
撮影画像の左右眼自動認識
- 眼底撮影後、左右眼を自動認識する機能を搭載
- 撮影時にスムーズな測定が可能
画像の鮮明化
Nextでは200度全体でDaytonaより細部まで鮮明な画像を取得可能
(California同等の内部機構を有し、画像処理技術の向上により鮮明になりました)
超広角撮影
正面画像、上下左右の5枚を撮影・合成することで、最大225°の合成画像を取得可能です。
眼底カメラ検査とは
瞳孔の奥にある眼底をカメラで撮影し、眼底の血管、網膜、視神経等を調べる検査です。
眼底とは眼球の後内壁面を覆う網膜のことで、瞳孔を通して観察し写真撮影することができます。
私たちは、網膜の働きでものを見ますので、その出血や変性などは重大な所見です。
- 失明につながるような、糖尿病性網膜症や緑内障などの病気を早期に発見できます。
- さらに、眼底にある動脈を観察して、高血圧性変化や動脈硬化の程度を調べます。
従来の眼底カメラ検査との比較
従来の眼底カメラでは観察範囲が狭く、周辺部を観察する際に、患者様に目を動かしていただき何枚もの撮影が必要でしたが、新導入のDaytonaNextは1度の撮影で眼底の約80%の領域を取得することが可能です。
また、超広角での撮影は、糖尿病網膜症、網膜裂孔・剥離、レーザー治療時など、多くの疾患で活用できます。
無散瞳での検査です
従来の眼底カメラ検査は、薬によって瞳孔を開く必要がありましたが、散瞳薬を用いる眼底カメラ検査は、患者様の負担が多い検査でした。
- 散瞳薬を点眼して眼底検査ができるまで約30分
- 検査後も散瞳している状態(まぶしく見えずらくなる状態)が3~5時間程度続くため、車や自転車などでお帰りいただくことはできません
全ての症状で無散瞳眼底カメラ検査を行えるわけではありませんが、散瞳薬を用いた検査と比較すると、患者様のメリットは大きいと言えます。検査後、日を置かずに、医師と眼底の所見を確認しながら説明を聞いていただけることも、大きなメリットだと思います。